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臨床研究

臨床試験情報 JLGK1303
試験名 後ろ向き研究による頭蓋咽頭腫に対するガンマナイフ治療の実態調査
対象 平成22年12月31日までにガンマナイフ治療を行った頭蓋咽頭腫
目的 頭蓋咽頭腫に対するガンマナイフ治療の効果について検討する。
目標症例数 200例
研究責任者 小林 逹也、津川 隆彦
研究問い合わせ窓口 名古屋共立病院・名古屋放射線外科センター
データ集積終了。
現在解析中。

後ろ向き研究による頭蓋咽頭腫に対するガンマナイフ治療の実態調査のご依頼

研究目的

頭蓋咽頭腫は主に10才台の小児と40-50才台の成人の成人にみられ、間脳下垂体部に発生する先天性脳腫瘍と考えられている良性腫瘍です。その頻度は全国脳腫瘍統計では全脳腫瘍の3.5%とされています。小児型と成人型ではその症状が異なり、小児型は小人症、下垂体機能低下に加えて頭蓋内亢進症等がみられ、成人型としては視障害、尿崩症、神経機能障害等の局所症状がみられるのが特徴です。
治療は外科的に全摘出することが理想ですが、視床下部障害出現の危険性のためしばしば困難です。従って部分摘出+放射線治療が第二の選択とされています。放射線治療の追加は腫瘍のコントロール率を上昇させ、死亡率を低下させます。部分摘出後に分割照射を行うと10年生存率は90%以上と高くなります。しかし放射線治療での再発率は低くなく、また放射線治療の合併症としての下垂体機能低下、視障害等が問題となっていました。
定位放射線治療の一つであるガンマナイフ治療は、腫瘍のみを選択的に照射、正常脳への照射を回避できる確立した治療法です。
頭蓋咽頭腫に対するガンマナイフ治療の有効性も報告されていますが、症例数はまだ少なく、適切な治療線量、治療後の転帰に関して充分な知見が得られていません。
本研究は、日本ガンマナイフ研究会が統一形式の調査票を用いて、全国ガンマナイフ施設を対象とした調査を行い、本邦における頭蓋咽頭腫のガンマナイフ治療につき、治療条件、治療効果、転帰などの実態を明確にすることを目的としています。

研究方法

研究事務局が作成した調査票に、身体所見、検査所見、治療法、その後の転帰などを担当医が記載します。調査票は研究事務局に郵送され、集計されます。これにより、我が国における頭蓋咽頭腫の治療、転帰などの実態を明らかにします。この研究のために使われる病気や身体の様子、生活の様子についての情報などは匿名化し、個人が特定されない状態で本研究終了後も適切に管理、保存します。それらの研究目的以外には使用しません。

個人情報保護に関する事項

氏名や住所、生年月日などの情報は、調査票には記載されないので、個人を特定されることはありません。この研究で利用される個人情報は、行政機関個人情報保護法に基づき適正に管理し、研究に利用させていただく患者さんの個人情報も厳重に管理いたします。

倫理的配慮

この研究は倫理委員会で研究計画書の内容および実施の適否などについて、科学的および倫理的な側面が審議され、承認されています。また研究計画の変更、実施方法の変更が生じる場合には適宜審査を受け安全性と人権に最大の配慮をいたします。

お問い合わせ

この研究の対象となる患者さんでご協力を希望されない方は、下記担当医師に連絡をいただければ、調査票作成、研究事務局への登録は行いません。
この研究に関するお問い合わせは、下記担当医師にお尋ねください。担当医師に聞きにくいことや、この研究の責任者に直接お尋ねされたいことがある場合には、下記の研究事務局まで書面でお問い合わせください。

  

 

この臨床研究全体の責任者・連絡窓口は以下の通りです。

JLGK1303研究代表者
津川 隆彦
名古屋共立病院・名古屋放射線外科センター 
〒454-0933 愛知県名古屋市中川区法華1丁目172番地
TEL:052-362-5151 FAX:052-353-9513