インフォメーション

臨床研究

臨床試験情報 JLGK1501
試験名 後ろ向き観察研究による悪性黒色腫脳転移に対するガンマナイフ治療の実態調査
対象 平成27年12月31日までにガンマナイフ治療を行った悪性黒色腫脳転移を対象
目的 悪性黒色腫脳転移に対するガンマナイフ治療の効果について検討する。
目標症例数 70例
研究責任者 松永 成生
研究問い合わせ窓口 横浜労災病院 脳神経外科

 

後ろ向き観察研究による悪性黒色腫脳転移に対するガンマナイフ治療の実態調査

研究課題名

後ろ向き観察研究による悪性黒色腫脳転移に対する定位的放射線治療(ガンマナイフ治療)の実態調査

研究の対象

悪性黒色腫脳転移に対する定位的放射線治療(ガンマナイフ治療)を行った患者さん

研究の意義・目的

皮膚悪性腫瘍の1つである悪性黒色腫は、日本における発生頻度は人口10万人あたりの年間患者発生数として2人程度と推測され、白人(15人程度)と比較するとかなり低い傾向にあります。しかし近年平均寿命の延長に伴いその頻度は増加傾向にあり、最近10年では約1.5倍以上の増加と報告されています。また化学療法や放射線感受性が低く早期に転移を来す代表的な予後不良な腫瘍の1つとされていますが、近年新たな分子標的薬と免疫治療薬などの出現、導入により奏効率上昇、奏効期間延長の効果が報告されています。遠隔転移としては皮膚、骨、肺が多いとされていますが、脳転移も初回診断時15~20%、StageⅣでは10〜40%に認められ比較的高い数字を示しています。そうした中、脳転移に対しての定位的放射線治療に関して、海外での報告例は数多く見られるものの本邦からのまとまった報告はないのが実情です。悪性黒色腫は人種差が存在するため、日本人を対象とした個別の検討が重要と考えています。
本研究は日本ガンマナイフ研究会が統一形式の調査票を用いて、全国ガンマナイフ施設を対象とした調査を行い、本邦における悪性黒色腫脳転移の治療、転帰などの実態を明確にすることを目的とします。具体的には過去のカルテからデータを収集し、治療後の転移性脳腫瘍の腫瘍制御率、生存期間、日常生活動作維持期間の解析および、それぞれに関与する因子の解析を行います。
この研究を通じて悪性黒色腫脳転移に対する定位的放射線治療(ガンマナイフ治療)のさらなる治療効果の向上が期待され、その結果を医学界全体に発信出来る可能性があるものと考えます。

研究方法

研究事務局が作成した調査票に、身体所見、検査所見、治療法、その後の転帰などを担当医が記載します。調査票は研究事務局に郵送され、集計されます。これにより、我が国における悪性黒色腫脳転移の治療、転帰などの実態を明らかにします。この研究のために使われる病気や身体の様子、生活の様子についての情報などは匿名化し、個人が特定されない状態で本研究終了後も適切に管理、保存します。それらは研究目的以外には一切使用しません。
この研究で解析された結果は、学会などでの発表および論文に使用させていただく場合もあります。

個人情報保護に関する事項

氏名や住所、生年月日、ガンマナイフ治療日などの情報は、調査票には記載されないので、個人を特定されることはありません。この研究で利用される個人情報は、行政機関個人情報保護法に基づき適正に管理し、研究に利用させていただく患者さんの個人情報も厳重に管理いたします。

倫理的配慮

この研究は倫理委員会で研究計画書の内容および実施の適否などについて、科学的および倫理的な側面が審議され、承認されています。また研究計画の変更、実施方法の変更が生じる場合には適宜審査を受け安全性と人権に最大の配慮をいたします。

お問い合わせ

この研究の対象となる患者さんでご協力を希望されない方は、調査票作成、研究事務局への登録は行いません。
この研究に関しましてさらに説明をご希望される方、またこの研究へのデータの利用を拒否される方は下記問い合わせまでご連絡下さい。

  

 

この臨床研究全体の責任者・連絡窓口は以下の通りです。

JLGK1501研究代表者
〒222-0036
神奈川県横浜市港北区小机町3211
横浜労災病院 脳神経外科
周藤 高
松永 成生
電話番号:045-474-8111(代表)