インフォメーション

臨床研究

臨床試験情報 JLGK1601
試験名 大きな転移性脳腫瘍に対するガンマナイフによる段階的照射
(多施設共同後ろ向き研究による実態調査)
対象 2015年12月31日までに,二期的照射あるいは三期的照射によるガンマナイフ治療を完遂した腫瘍体積10cm3以上の転移性脳腫瘍患者
目的 大きな転移性脳腫瘍に対するガンマナイフによる二期的および三期的な段階的照射施行例を後方視的に集積し,その治療成績を解析することで最適な分割回数,期間,線量を明らかにすることを目的とする.
目標症例数 300例(二期的照射150例,三期的照射150例)
研究責任者 芹澤 徹
研究問い合わせ窓口 築地神経科クリニック

 

大きな転移性脳腫瘍に対するガンマナイフによる段階的照射(多施設共同後ろ向き研究による実態調査)

研究課題名

大きな転移性脳腫瘍に対するガンマナイフによる段階的照射
(多施設共同後ろ向き研究による実態調査)

研究の対象

およそ3㎝をこえる大きな転移性脳腫瘍に対してガンマナイフによる段階的照射を行った患者さんが対象です.

研究の意義・目的

腫瘍最大径が3㎝を超える大きな転移性脳腫瘍に対する単回照射によるガンマナイフ治療では,再発あるいは放射線障害をきたしやすく,その治療成績は必ずしも良好とはいえません.これに対し,本邦において三期的照射や二期的照射が提唱され,多くのガンマナイフ施設において実施され,良好な治療成績が報告されています.三期的照射では10Gyを2週間ごとに,二期的照射では13-14Gyを2-4週間ごとに施行するのがオリジナルの報告ですが,最適な分割回数,期間,線量に関しては施設間によってばらつきがあります.今回,本邦における段階的照射例を後方視的に集積し,その治療成績を明らかにし,最適な照射方法を明らかにしたいと考え,本研究を開始しました.
 本研究は日本ガンマナイフ研究会が統一形式の調査票を用いて,全国ガンマナイフ施設を対象とした調査を行い,後ろ向き観察研究による大きな転移性脳腫瘍に対するガンマナイフによる段階的照射の治療,転帰などの実態を明確にすることを目的とします.具体的には過去の診療録からデータを収集し,治療後の転移性脳腫瘍の制御率,生存期間,日常生活動作維持期間の解析およびそれぞれに関与する因子の解析を行います.
この研究を通じて大きな転移性脳腫瘍に対するガンマナイフによる段階的照射に最適な治療スケジュール,線量決定などを行いたいと考えています.また本研究の結果を日本のみならず世界の医学界全体に発信できると考えます.

研究方法

研究事務局が作成した調査票に,身体所見,検査所見,治療法,その後の転帰などを担当医が記載します.調査票は研究事務局に郵送され,集計されます.これにより,本邦における大きな転移性脳腫瘍に対するガンマナイフによる段階的照射の治療,転帰などの実態を明らかにします.この研究のために使われる病気や身体の様子,生活の様子についての情報などは匿名化し,個人が特定されない状態で本研究終了後も適切に管理,保存します.それらは研究目的以外には一切使用しません.
この研究で解析された結果は,学会などでの発表および論文に使用させていただきます.

個人情報保護に関する事項

氏名や住所,生年月日,ガンマナイフ治療日などの情報は,調査票には記載されませんので,個人を特定されることは決してありません.この研究で利用される個人情報は,行政機関個人情報保護法に基づき適正に管理し,研究に利用させていただく患者さんの個人情報も厳重に管理いたします.

倫理的配慮

この研究は倫理委員会で研究計画書の内容および実施の適否などについて,科学的および倫理的な側面が審議され,承認されています.また研究計画の変更.実施方法の変更が生じる場合には,適宜審査を受け安全性と人権に最大の配慮をいたします.

お問い合わせ


この研究に関しましてさらに説明をご希望される方、またこの研究へのデータの利用を拒否される方は下記問い合わせまでご連絡下さい。
この研究に関するお問い合わせは、下記担当医師にお尋ねください。担当医師に聞きにくいことや、この研究の責任者に直接お尋ねされたいことがある場合には、下記の研究事務局まで書面でお問い合わせください。

  

 

この臨床研究全体の責任者・事務局(連絡窓口)は以下の通りです.

JLGK1601研究代表者・事務局
築地神経科クリニック 東京ガンマユニットセンター
院長 芹澤 徹
〒104-0045東京都中央区築地1-9-9
Tel: 03-6226-3546