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- JLGK1201 「後ろ向き研究による中枢性神経細胞腫に対するガンマナイフ治療の実態調査」
臨床試験情報 | JLGK1201 |
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試験名 | 中枢性神経細胞腫に対するガンマナイフ治療の効果 |
対象 | 平成22年12月31日までにガンマナイフ治療を行った中枢性神経細胞腫 |
目的 | 中枢性神経細胞腫に対するガンマナイフ治療の効果について検討する。 |
目標症例数 | 100例 |
研究責任者 | 山中 一浩 |
研究問い合わせ窓口 | 大阪市立総合医療センター 脳神経外科 |
Treatment results of gamma knife radiosurgery for central neurocytoma: report of a Japanese multi-institutional co-operative study.
Yamanaka K, Iwai Y,
Shuto T, Kida Y, Sato M, Hayashi M, Kondo T, Hirai H, Hori R, Kubo K, Mori H, Nagano O, Serizawa T.
World Neurosurg. 2016 Mar 14. pii: S1878-8750(16)00420-4.
後ろ向き研究による中枢性神経細胞腫に対するガンマナイフ治療の実態調査
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研究の意義・目的
中枢性神経細胞腫は20-40歳台の側脳室内-第三脳室に好発する腫瘍で、WHO分類ではgrade 1に分類されその頻度は全脳腫瘍の0.25~0.5%とされています。多くは閉塞性水頭症による頭蓋内圧亢進症状で発症します。
治療は外科的に全摘出することが基本ですが、10年後の再発率は全摘出例で12%、部分摘出例で55%とされています。放射線治療は再発率を低下させ、部分摘出後に照射を行うと10年生存率は93%と高くなります。ほとんどの症例で腫瘍は脳室内に存在するため、時に全摘出は困難であり、術後症状悪化例も存在します。ガンマナイフ治療は,脳動静脈奇形,聴神経腫瘍,転移性脳腫瘍などの頭蓋内病変に対する治療として確立した方法です。中枢性神経細胞腫に対するガンマナイフ治療の有効性も報告されていますが、症例数はまだ少なく、適切な治療線量,治療後の転帰に関し充分な知見が得られていません。
本研究は,日本ガンマナイフ研究会が統一形式の調査票を用いて,全国ガンマナイフ施設を対象とした調査を行い,本邦における中枢性神経細胞腫の治療,転帰などの実態を明確にすることを目的としています。 -
研究方法
研究事務局が作成した調査票に、身体所見、検査所見、治療法、その後の転帰などを担当医が記載します。調査票は研究事務局に郵送され、集計されます。これにより、我が国における中枢性神経細胞腫の治療、転帰などの実態を明らかにします。この研究のために使われる病気や身体の様子、生活の様子についての情報などは匿名化し、個人が特定されない状態で本研究終了後も適切に管理、保存します。それら炉研究目的以外には使用しません。
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個人情報保護に関する事項
氏名や住所、生年月日などの情報は、調査票には記載されないので、個人を特定されることはありません。この研究で利用される個人情報は、行政機関個人情報保護法に基づき適正に管理し、研究に利用させていただく患者さんの個人情報も厳重に管理いたします。
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倫理的配慮
この研究は,倫理委員会で研究計画書の内容及び実施の適否等について,科学的及び倫理的な側面が審議され承認されています。また,研究計画の変更,実施方法の変更が生じる場合には適宜審査を受け,安全性と人権に最大の配慮をいたします。
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お問い合わせ
この研究の対象となる患者さんでご協力を希望されない方は、下記担当医師に連絡をいただければ、調査票作成、研究事務局への登録は行いません。
この研究に関するお問い合わせは、下記担当医師にお尋ねください。担当医師に聞きにくいことや、この研究の責任者に直接お尋ねされたいことがある場合には、下記の研究事務局まで書面でお問い合わせください。
連絡先
この臨床研究全体の責任者・事務局(連絡窓口)は以下の通りです。
JLGK1201研究代表者
山中 一浩
大阪市立総合医療センター 脳神経外科
〒534-0021 大阪市都島区都島本通2-13-22
TEL:06-6929-1221